2014年02月13日

イギーの元ネタ イギー・ポップ(Iggy Pop)

イギー:元ネタ イギー・ポップ(Iggy Pop)
ジョジョの奇妙な冒険 単行本20巻「愚者のイギーとゲブ神のンドゥール」に登場

ジョジョの奇妙な冒険 第3部 イギードアストッパー

Idiot
血統書付きのボストン・テリアで、スピードワゴン財団によって強引に空条承太郎一行の助っ人として連れてこられた、砂のスタンド「ザ・フール」操る犬イギーの元ネタはパンク界のゴッドファーザー、イギーポップ(Iggy Pop)。

彼の名盤といえばザ・ストゥージズ(The Stooges)時代だろうが、ここはあえてソロ第1弾の『Idiot』を挙げておこう。ハイスクール時代に結成していたバンド、ザ・イグアナズのドラムを担当していたが、ドアーズ(The Doors)のカリスマ・ヴォーカリスト、ジム・モリソン(Jim Morrison)に憧れてヴォーカルに転向。ちなみにイギー・ポップのイギーはザ・イグアナズからきている。

その後元ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)のジョン・ケイル(John Cale)がプロデュースした『イギー・ポップ・アンド・ストゥージズ(The Stooges)』でデビュー。2ndアルバム『ファン・ハウス(Fun House)』を発表後、活動休止。そして再びイギー・ポップ・アンド・ストゥージズとして『ロー・パワー(Raw Power)旧邦題:淫力魔人』を発表。しかしバンドとしてはここで解散。

ドラッグ中毒だった彼は入院を余儀なくされ、音楽活動を続けられなくなる。1970年代半ば、同じくドラッグ中毒で苦しんでいたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)と共作活動を開始し、出来上がったのが今回紹介する『Idiot』だ。
全曲がイギーとデヴィッド・ボウイの共作でアレンジとプロデュースもデヴィッド・ボウイが担当している。これまでシャウトするような歌い方だったが、この作品はどこか人間の情念を感じさせるような抑えた歌い方だ。ちょうど同じ時期にデヴィッド・ボウイも名作『ロウ(Low)』を発表しており、この作品を兄弟盤のような関係だ。
全編ミドル・テンポで今までのようなイギーの怒りのうようなものは感じられない。病気療養が良い方向に働いたのではないだろうか。個人的にはラスト8「Mass Production」の一定のスロー・テンポが延々と8分以上続き、そこにイギーのヴォーカルと独特のデヴィッド・ボウイ・サウンドが絡まるこの曲を聴いていると、なんだか脳みそがとろけてきそうで気持ちいい。病み付きになる1曲だ。決して商業向きではないだろうが紛れもない名盤だ。ちょっとジャケットで損しているような気がする。




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