2014年02月25日

ヴァニラ・アイスのスタンド名クリームの元ネタ、クリーム(Cream)

ヴァニラ・アイスのスタンド名クリーム:元ネタ クリーム(Cream)

ジョジョの奇妙な冒険ABC 5弾 【アンコモン】 《スタンド》 J-514 クリーム

クリームの素晴らしき世界
ヴァニラ・アイスのスタンド名クリームは劇中では表記されていない。元ネタになっているのはもちろん、かつてエリック・クラプトン(Eric Clapton)が在籍していたスーパー・バンド、クリーム(Cream)だ。

エリック・クラプトンがヤードバーズ(The Yardbirds)、ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ(John Mayall & The Bluesbreakers)を経て、新たに結成したバンドがクリームだ。ヤードバーズはこのブログでも紹介したレッド・ツェッペリンの母体で、クラプトンの後にジェフ・ベック(Jeff Beck) 、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)がギタリストとして在籍していた伝説のバンドだ。そのクラプトンが、かつてアレクシス・コーナーズ・ブルース・インコーポレイテッド(Alexis Korner's Blues Incorporated) に在籍していたベースのジャック・ブルース(Jack Bruce )とドラムのジンジャー・ベイカー(Ginger Baker)を迎えて結成したのが、ハード・ロックやヘヴィ・メタルの原点とも言われるこのスーパー・バンドだ。

彼らは「ジャズのスタイルとブルースのコードでロックを演奏する」と言われたように、基礎部分にはブルースが存在するものの個々のプレイヤーの即興演奏が主体となっていて、一種トリップ・ミュージックのような雰囲気がある。

今回紹介するのは、そんな彼らの3枚目のアルバム『クリームの素晴らしき世界(Wheels of Fire)』だ。このアルバムは全米1位、全英3位の大ヒットを記録した作品で、スタジオ録音9曲、ライヴ録音4曲という変則的な2枚組で、2枚組として初めて100万枚を突破した作品である。

エリック・クラプトンの歪んだギター、メロディ・ラインを引っ張っていくベース、2人に負けないぐらい個性を主張してくるドラム、と3人がバトルをしているような音の塊がこちらに迫ってくる。1-1「ホワイト・ルーム(White Room)」は車のCMでも使われていたので誰でも聞いたことがあると思う。そして 2-1「クロスロード(Crossroads)」は伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)の曲が原曲にはなっているが、それがわからないほどの即興演奏ぶりだ。他にも名演、名バトルが繰り広げられているので、ぜひ聴いてみてほしい。

しかしこんな個性的な3人は長く続くわけがなく、約2年で解散してしまう。特にジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーの軋轢がひどく、その間を取り持つクラプトンが疲弊していったのが解散の原因だ。


posted by captainhiltz at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック/ポップス その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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