2014年03月05日

虹村億泰のスタンド、ザ・ハンドの元ネタ ザ・バンド(The Band)

虹村兄弟の弟で、最初は兄と一緒に東方仗助と敵対しているが、その後親友となる虹村億泰のスタンド「ザ・ハンド」の元ネタは、アメリカのロック・バンドでその名もずばりザ・バンド(The Band)。


超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 21.ザ・ハンド(荒木飛呂彦指定カラー)

ザ・バンド

ザ・バンドの前身ザ・ホークスはアメリカのロカビリー歌手、ロニー・ホーキンス(Ronnie Hawkins)のバックバンドとして活動をスタートする。ロニーが長期のカナダツアーの時に、ドラムのリヴォン・ヘルム(Levon Helm)以外がホームシックでバンドを脱退したため現地のカナダでメンバーを補充したのが、ギターのロビー・ロバートソン(Robbie Robertson)、ベースのリック・ダンコ(Rick Danko)、ピアノのリチャード・マニュエル(Richard Manuel)、キーボードのガース・ハドソン(Garth Hudson)である。このためザ・バンドはアメリカ人のリヴォン・ヘルム以外4人がカナダ人という変わった編成のバンドになる。

その後ロニーから独立してリヴォン&ザ・ホークスとして活動をスタートする。そしてたまたまボブ・ディラン(Bob Dylan)のマネージャーの耳にとまり、イギリス・ツアーを行うためにエレキ・ギターを中心とするバンドを探していたボブ・ディランが彼らを気に入り、一緒にイギリス・ツアーにバック・バンドとして参加するのである。1966年ディランが交通事故で負傷し、隠れ住んでいたウッドストックでセッションが行われ、その模様が『地下室(ザ・ベースメント・テープス)The Basement Tapes』という名盤として発売されている。このバック・バンドとしての経験が、彼らを音楽的にも大きく成長させる。

そしてようやく1968年に彼らは『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク(Music From Big Pink)』デビューする。その翌年に発表されたのが、今回紹介する『ザ・バンド(The Band)』である。前作も傑作だったが、今作も文句のつけようがない。彼らはメンバー全員がヴォーカリストであり、それぞれリード・ヴォーカルをとっている曲がある。いろんなジャンルの音楽を吸収して独自のサウンドに仕上げたその手腕に驚かされる。アマゾンなどでも軒並み5つ星ばかりついているが、それも納得の内容ではないだろうか。シングル・ヒットを狙えるような曲はないが、それがかえってこの作品を「飽きのこない名盤」にしているのだと思う。


ラベル:ザハンド
posted by captainhiltz at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック/ポップス ザ・バンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。