2014年03月12日

トニオ・トラサルディーのスタンド、パール・ジャムの元ネタ パール・ジャム(Pearl Jam)

杜王町でイタリア料理店「トラサルディー」を営むイタリア人、トニオ・トラサルディーのスタンドで、料理に混入し、食べた者の身体の不調を治す能力を持つ「パール・ジャム」の元ネタは、アメリカのシアトルが世界に誇るロック・バンド、パール・ジャム(Pearl Jam)だ。

1990年ごろ、ライブ・ハウスの従業員でもあり、バッド・ラジオというバンドのヴォーカリストであったエディ・ヴェダーが、ストーン・ゴッサードとジェフ・アメンのバンドがヴォーカルを募集しているのを、バスケット仲間であり、当時ストーン・ゴッサードとジェフ・アメンとバンド活動を共にしていた、ジャック・アイアンズ(元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマー)から聞き、デモテープに歌詞を書き加え、ヴォーカルを入れたテープをジャックに渡したのがきっかけでヴォーカリストとして迎えられ、バンドはエピック・レコーズと正式に契約を交わし、ここにパール・ジャムが誕生する。しかしここに、ジャックアイアンズの姿はなく、新ドラマー、デイヴ・クルーセンが加入する。しかし彼もすぐに脱退し、マット・チャンバーレインが加入している。

そして1991年、デビューアルバム『TEN』を発売。シングル「アライヴ」、「イーヴン・フロウ」、「ジェレミー」がヒットし、アルバムも2年間近くチャートインして、トータル・セールスもアメリカだけでも1300万枚というデビューにしてとてつもない成功を収める。

その後発表された『 Vs.』も発売後1週間で95万枚を売り上げるビッグヒットを記録。チャートも念願の1位を初登場で記録し、5週間維持した。トータル・セールスも全世界で1000万枚以上と、前作に続いて今作もビッグ・セールスを記録する。

そして1994年の年末に発売されたのが、今回紹介する『バイタロジー(Vitalogy)』だ。こちらも前回と同様にチャートは初登場1位を達成し、初回出荷枚数も350万枚で当時の最高を記録し、トータル・セールスも全世界で1000万枚以上の大ヒットに。

しかし内容は前作までのような若さで押すような荒さが減り、ゆったりと聴かせる曲もあったり、しみじみ聴かせる曲もあったりと、非常にバラエティに富んでいる。個人的には特に5「無男(Nothingman)」が大好きで何回も聴いていた。でもエディ・ヴェダーのヴォーカルはどこか物悲しげな印象を受ける。それは、この年の4月5日にシアトルが生んだもう1つのカリスマ・バンド、ニルヴァーナ(Nirvana)のヴォーカリスト、カート・コバーン(Kurt Cobain)の猟銃自殺が、彼に大きな影を落としているのは否定できないだろう。そういう背景も考えながら聴くと、より一層深さを感じるアルバムである。あの悲劇からもう20年、月日が過ぎるのは早いものだと実感させられる1枚だ。


ラベル:パールジャム
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