2014年03月18日

吉良吉影のスタンド、バイツァ・ダストの元ネタ クイーンの曲「アナザー・ワン・バイツァ・ダスト」

前回に引き続いて吉良吉影のスタンドから、彼が再び「矢」に射抜かれたことにより発現した第三の爆弾「バイツァ・ダスト」の元ネタは、こちらも前回に続いてクイーンの8枚目のアルバム『ザ・ゲーム(The Game)』に収録されている3曲目「地獄へ道づれ (Another One Bites The Dust)」である。

前回紹介した『シアー・ハート・アタック(Sheer Heart Attack)』の後彼らは、1年に1枚のペースで順調にアルバムを発売している。まず翌年の1974年には、彼らの作品の中で1番の名盤との呼び声が高い『オペラ座の夜(A Night at the Opera)』を発表し、シングルカットされた「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」はロック史上に残る名曲として認知されている。

1977年に発表された『世界に捧ぐ (News Of The World)』からは、「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」、「伝説のチャンピオン(We Are the Champions)」という名曲が生まれている。ちなみにこのアルバムの3曲目に前回紹介した『シアー・ハート・アタック』のタイトル・トラックが収録されている。

そして1980年に発表されたのが、今回の元ネタになっている曲3「地獄へ道づれ(Another One Bites The Dust)」が収録されている『ザ・ゲーム(The Game)』だ。彼らの作品の中で唯一このアルバムだけが全英、全米ともに1位を獲得している。アルバム・トータル・セールスも全米だけで400万枚を超え、全世界で1000万枚以上のビッグ・ヒットになっている。シングルも元ネタになっている3「地獄へ道づれ」と5「愛という名の欲望(Crazy Little Thing Called Love)」が全米1位を記録している。

「地獄へ道づれ」は今までの彼らの曲調からは考えられない、非常にファンキーな曲だ。ブライアン・メイのカッティング・ギターもいいが、ここではジョン・ディーコンのベースが非常にがんばっている。もう1つの全米1位「愛という名の欲望」もロカビリー調という今までにない曲に仕上がっている。他にも彼らの新しい面が聴ける曲が多く、非常にバラエティに富んでいる。そのため、これまでの作品のようにアルバムとしての統一感は無いに等しい。この新しいクイーンを認められないファンも多かったのではないだろうか。でも商業的には大成功だったことは否定できない。


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