2014年04月30日

セッコのスタンド、オアシスの元ネタ イギリスのロック・バンド オアシス(Oasis)

ギャング団「パッショーネ」のボス、ディアボロ直属親衛隊の一人セッコのスタンド「オアシス」の元ネタは、イギリスのロック・バンド、オアシス(Oasis)だ。

オアシスの前身は、リズム・ギターのポール・ "ボーンヘッド" ・アーサーズ、ベースのポール・ "ギグジー" ・マッギーガン、ヴォーカルのクリス・ハットンが結成したザ・レインというバンドである。彼らは最初はドラム・マシンを使っていたが、その後トニー・マッキャロルをドラムに迎える。そしてギグジーが学校の友人であったリアム・ギャラガーを誘い、ボーンヘッドを解雇して加入させる。というのもその時リアムの兄ノエルが音楽関係で仕事をしていてそのコネを狙ったと思われる。バンド名をオアシスと改め、1991年8月にオアシスとして初のライヴを行い、そこにノエルが観に来て、「自分がバンドの全権を握る」という条件をもとにバンドに加入することに。

1993年にイギリスのインディーズ・レーベル、クリエイション・レコーズと契約。ちなみにこのレーベルは1983年にインディーズとしてスタートするも財政難に陥り、ソニーから財政支援を受けるようになりインディーズ色を薄めるが、結局1999年に経営破綻している。

1994年2月、オアシスのメンバーはノエルを除いて全員が乱闘事件を起こす。そして4月に「スーパーソニック」でデビューを飾り、全英チャート31位を記録する。8月に発売した3rdシングル「リヴ・フォーエヴァー」が全英チャート10位を記録。9月に待望の1stアルバム『オアシス(Definitely Maybe)』を発表し、全英チャート初登場1位を記録する。

翌95年には技術的に問題のあったドラマーのトニー・マッキャロルを解雇し、ポール・ウェラーの勧めでアラン・ホワイトを迎える。ちなみにアランは、ポール・ウェラーが結成したスタイル・カウンシルのスティーヴ・ホワイトの実弟である。

そして1995年10月に今回紹介する、彼らの最高傑作との呼び声が高い『モーニング・グローリー(What's the Story Morning Glory?)』を発表する。発売当時イギリスでは、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が持っていた売り上げ記録を30年ぶりに塗り替えた。しかしその後クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に抜かれ歴代3位の記録440万枚である。この作品は全世界で大ヒットし、2300万枚以上を売り上げている。

かつて私の友人が「オアシスはビートルズ超えた」などとふざけた事を言っていたが、はっきり言ってビートルズを超えられるバンドは今までも、そしてこれからも現れないだろう。よく彼らは「現代のビートルズ」というような表現をされたりするが、比べるにも値しない。この作品を聴いていても、たしかにメロディは素晴らしいものがあると思う。しかしリアム・ギャラガーのヴォーカルはずっと聴いていると疲れてくる。どこか抑揚がなく、インパクトに欠ける。ビートルズのジョンやポールのヴォーカルを聴いていて疲れるようなことはない。

だから個人的にはノエルが歌う「ドント・ルック・バック・イン・アンガー(Don't Look Back in Anger)」がこのアルバムでの一押しだ。あとはちょっと雰囲気の違う9「キャスト・ノー・シャドウ(Cast No Shadow)」と、ラストの13「シャンペン・スーパーノヴァ(Champagne Supernova)」のノエルのギター・ソロが聴き所だ。たしかに全曲、作詞、作曲を手がけるノエルのソング・ライティングの才能はすごい。ヴォーカルがもっと良ければ好きなバンドになっていただろうに。


ラベル:オアシス
posted by captainhiltz at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック/ポップス その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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