2014年05月22日

逃亡防止の腕輪ライク・ア・ヴァージンの元ネタ マドンナの『ライク・ア・ヴァージン(Like a Virgin)』

農場において逃亡防止のためにジョリーン達がつけさせられた腕輪ライク・ア・ヴァージンの元ネタは、マドンナ(Madonna)の『ライク・ア・ヴァージン(Like a Virgin)』。

今回はちょっと小ネタになるが一応触れておこう。1958年アメリカはミシガン州のデトロイトに敬虔なカトリック教徒の両親の元に生まれた彼女は、ミシガン大学に進学するも、ショー・ビジネス界に憧れて大学を中退してニューヨークへ向かう。そして奨学金でアルヴィンエイリー舞踏団に入り、振付師のパールラングのもとで働くことに。その後1979年に低予算の成人映画に端役で出演したりと、いろんな職業を転々とする。

帰国後、1982年にニューヨークのDJマーク・ケイミンズの助けでワーナー・レコード傘下のサイアー・レコードとの契約にこぎ着ける。同年10月にシングル「エヴリバディ」でデビューを飾り、ビルボードのダンス・クラブ・チャートで3位を記録する。

そして翌83年にデビュー・アルバム『バーニング・アップ(Madonna)』を発表し、発売当時は決して評判は良くなかったが、現在では全世界の売り上げで1000万枚以上を記録している。全8曲中5曲がシングル・カットというレコード会社の力の入れようがわかる。

さらに翌年84年に発表されたのが、今回の元ネタになっている『ライク・ア・ヴァージン(Like a Virgin)』である。プロデューサーにデヴィッド・ボウイの名作『レッツ・ダンス』なども手がけたナイル・ロジャースを迎えたこの作品は前作以上に商業的に成功する。ビルボード・チャートでも初の1位を記録し、全世界で2000万枚以上の驚異の売り上げを記録する。この作品によって彼女は時代の寵児なり、一発屋ではないことを証明して見せた。そしてシングル「ライク・ア・ヴァージン」も6週1位を記録する。ジャケットのフリフリの衣装やブリッ子っぽい歌い方など、現在の彼女のようなパワフルさはなく、非常にかわいらしい。さすがに30年も経つとたくましくなるものだなと感心した。

アルバム自体は、はっきり言って4曲目までが勢いが良くて、その後のスローな5「愛は色あせて(Love Don't Live Here Anymore)」以降はちょっと質が落ちてるように感じる。次作の『トゥルー・ブルー(True Blue)』は本当によく聴いたが、今作はそれほどの完成度はない。個人的にはタイトル・トラックの3「ライク・ア・ヴァージン」と1「マテリアル・ガール(Material Girl)」だけで充分だ。しかしバックのサウンドは素晴らしい。特にナイル・ロジャーズのギターはなかなかすごい。他もスタジオ・ミュージシャンの実力の確かさを堪能できるサウンドに仕上がっている。


posted by captainhiltz at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック/ポップス その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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