2014年06月18日

リキエルのスタンド、スカイ・ハイの元ネタ イギリスのロック・バンド ジグソー(Jigsaw)のヒット曲「スカイ・ハイ(Sky High)」

ディオの息子の1人リキエルのスタンド「スカイ・ハイ」の元ネタは、イギリスのポップ・ロック・バンド、ジグソー(Jigsaw)のヒット曲「スカイ・ハイ(Sky High)」。

ジグソーは、1966年にイギリスはウェスト・ミッドランズ州にあるコヴェントリーで結成された4人組。メンバーは、リードヴォーカル兼ドラムのデス・ダイヤー、キーボード兼ヴォーカルのクライブ・スコット、ベースのバリー・バーナード、そして最後に加入したのがギターのトニー・キャンベルである。1970年に「ロリポップ・アンド・グッディ・マン」がヒット・チャート入りして名前を知られるようになる。73年には「愛を信じて(That's Not What's It All About)」がヒットして、インドの世界的に有名なポップス歌手エンゲルベルト・フンパーディンクも歌っているくらい有名になった。翌74年には「哀しみのシネマ(I've Seen The Film, I've Read The Book)」、「浮気なあの娘(You're Not The Only Girl)」とコンスタントに良質なポップソングを作り、クライブ・スコットとデス・ダイヤーのソングライター・コンビが書いた「恋のあやまち(Who Do You Think You Are?)」という曲をボー・ドナルドソン&ヘイウッズが歌い、全米チャート最高15位を記録するヒットに。このようにポップ・ソングを作る才能に長けたコンビだったのだろう。ちなみにジグソーも歌っているがシングル発売はされていない。

そして彼らの名前が世界的に有名になったのが、1975年に公開された、2代目ジェームズ・ボンド役を演じたジョージ・レーゼンビーと香港の映画俳優ジミー・ウォングが主演を務めた、オーストラリアと香港の合作映画『スカイ・ハイ(The Man From Hong Kong)』のテーマ・ソング「スカイ・ハイ(Sky High)」が全米チャート3位、全英チャート9位、日本のオリコンでも2位を記録するなど全世界でヒットしたためである。この曲はメキシコのプロレスラー、ミル・マスカラスが、リング入場のテーマ曲として使用したことでも知られている。他にも元阪神タイガースの八木裕、元北海道日本ハムファイターズの二岡智宏が登場曲として使用したり、トヨタのノアやキリンビールのCMに起用されたりと、必ず耳にしたことがあるのではないだろうかと思わせる超が付くほどの大ヒット曲だ。イントロを聞くと、ちょっと日本の歌謡曲を思わせる曲調だが、澄み切った歌声が非常に心地よく、さわやかな気分にさせてくれる。ちなみに、イギリスの歌手ニュートンが95年にカヴァーしてオーストラリアのチャートでトップ10入りするヒットに。他にも日本のBEAT CRUSADERS(ビート・クルセイダース)がカヴァーしている。それぐらい魅力ある楽曲なのだろう。

しかしそれ以外には世界的にヒットした曲や、ロック史に残るようなアルバムは作っておらず、一発屋と呼ばれるジャンルに入れられてしまう。他にも聞いてみると、なかなかの佳曲が揃っているのに、「スカイ・ハイ」の曲名ほどはバンド名が知れ渡っていないのが残念だ。


ラベル:スカイハイ
posted by captainhiltz at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック/ポップス その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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