2014年06月23日

エンリコ・プッチのスタンド、C-MOONの元ネタ ポール・マッカートニーの曲「C・ムーン(C Moon)」

グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の教誨師で、このシリーズの最後の敵エンリコ・プッチのスタンドの第2形態「C-MOON」の元ネタは、イギリスのロック・ミュージシャン、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の曲「C・ムーン(C Moon)」。

ポール・マッカートニーが在籍していたビートルズは、このブログでも3回登場しているが、今回はポールがビートルズを脱退したところから説明していこう。第5部のギアッチョの時に触れた『ホワイト・アルバム』の段階でもうバラバラだったビートルズを解散に追いやったのは、ポールということになっている。実際にもポールは脱退後、残りの3人と法廷で争っている。そして解散後の数日後、1970年の4月17日には早くも1stソロアルバム『マッカートニー(McCartney)』を発表し、全英2位、全米1位を記録している。この作品は、ほぼ彼一人で作られたアルバムで、前年に結婚したリンダ・マッカートニーが参加しているぐらいだ。その後、ドラムにデニー・シーウェル、ギターにデヴィッド・スピノザとヒュー・マクラッケンを起用したリンダとのユニット・アルバム『ラム(Ram)』を71年に発表する。

その後71年の10月にバンド、ウィングス(Wings)を結成して12月には早くも『ワイルド・ライフ』(Wild Life)を発表する。この時のメンバーが、ポール、リンダ、ドラムが引き続きデニー・シーウェル、そしてギタリストにポールの旧友で元ムーディー・ブルースのデニー・レインを迎えての4人である。ちなみにこのデニー・レインは、ウィングスのツアー中に出会った女性と結婚するのだが、その名前がジョジョ・レイン(本名ジョアン・パトリ)と言い、ちょっとこの漫画を思い起こさせる。まさかここから荒木飛呂彦氏は採ったのではないと思うが。その後デニー・レインの旧友のギタリスト、ヘンリー・マカロックを迎えてバンドは5人体制になる。

そして1972年の12月に次のアルバム『レッド・ローズ・スピードウェイ(Red Rose Speedway)』の先行シングルとして発売されたのが、今回の元ネタになっている「C・ムーン」で、A面の「ハイ・ハイ・ハイ(Hi,Hi,Hi)」と両A面の扱いで発表されたものだ。このシングルは、全英で5位、全米で10位を記録している。この2曲はアルバムのボーナス・トラックとして収録されているが、このアルバムはなぜか現在アマゾンでは入手困難になっており、今回はベスト盤を挙げたのだが、このベスト盤も異常に高い値段が付いており決して薦められるものではない。最近でもポールの来日が中止になったりと話題に昇っていたので国内盤では気軽に手に入ると思っていたのだが、意外とポールの作品は評価されていないのか、需要がないようだ。今回の元ネタ曲は、ちょっとC-Moonの繰り返しが単純なような気がする。それほど大した曲ではないと個人的には思う。ビートルズ時代とそれほど違ったことをしているわけではないので、あえてポールのソロを聴く必要性を感じないというのが正直な意見だ。


ラベル:C-moon
posted by captainhiltz at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック/ポップス ビートルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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