2014年02月25日

ケニーGの元ネタ、ケニー・G(Kenny G)

ケニーG:元ネタ ケニー・G(Kenny G)
ジョジョの奇妙な冒険 単行本26巻「亜空の瘴気ヴァニラ・アイス」に登場

ジョジョの奇妙な冒険ABC 4弾 【コモン】 《キャラカード》 J-376 ケニーG

グレイテスト・ヒッツ〜ニュー・エディション
相手に幻覚を見せるスタンド「ティナー・サックス」を操り、DIOの館に巨大迷路を張りめぐらせたがあっけなくやられたケニーGの元ネタは、アメリカのソプラノ・サックス奏者、ケニー・G(Kenny G)。

1976年ケニー・Gは、アルバムシングルの総売り上げが1億枚を超えるアメリカのシンガー・ソングライター、バリーホワイト(Barry White)のバック・バンドとしてプロ・ミュージシャンの道を歩みだす。その後1981年にケニー・Gとしてソロ・アーティストとしての活動をしていくことになる。ホイットニー・ヒューストン、アレサ・フランクリン、チャカ・カーン、バーブラ・ストライサンド、ダリル・ホール、マイケル・ボルトン、バート・バカラックなど多数のアーティストと共演している。ここに挙げたのはほんの一部だ。個人的には1990年のグラミー賞でのマイケルボルトンとの共演のパフォーマンスが鮮明に、目に、耳に焼きついている。

1987年には『デュオトーンズ(Duotones)』からのシングル「ソングバード(Songbird )」がビルボードポップチャートの4位を記録している。これはインストゥルメンタルの曲としては驚異的なヒットである。1992年にはアルバム『ブレスレス(Breathless)』が全米アルバムチャート2位を記録し、売り上げも1200万枚を超えるほどの大ヒットになる。このアルバムからは「フォーエヴァー・イン・ラヴ(Forever in Love)」がグラミー賞最優秀インストゥルメンタル作曲賞を受賞している。

その後も「最も長いロングトーンをするサックス奏者」、「累計アルバム売上枚数の最も多いジャズ・アーティスト」としてギネス・ブックに掲載されたりしている。しかしジャズ畑には全く認められていないのが現状だ。彼が推進したスムーズ・ジャズは、「ジャズではない」という声が多い。しかし、それはあまりにも売れすぎたための嫉妬ではないだろうか。

個人的には6「ザ・モーメント(The Moment )」を聴くと、1995年の正月にTBS系列で放送された「さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル」にVTR出演している彼の映像が思い浮かんで、涙が出てくる。この時のエピソードは今年の正月にも「もう一度見たいシーン」として同番組で放送されて、また泣いてしまった。それぐらい彼の音楽は人の琴線に触れるものだと思う。ジャズじゃないと言われようと良い音楽にジャンルは関係ないだろう。


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2014年03月02日

空条承太郎の父親、空条貞夫の元ネタ、渡辺貞夫

空条貞夫:元ネタ 渡辺貞夫
ジャズ・ミュージシャンで演奏旅行中のため劇中には登場せず

マイ・ディア・ライフ
空条承太郎の母親ホリィが病に苦しんでいる時は演奏旅行中だったジャズ・ミュージシャンの父親、空条貞夫の元ネタは、ナベサダの愛称で知られる世界に誇る日本のジャズのパイオニアで、サックス・プレーヤーの渡辺貞夫。ちなみに空条貞夫の名前は家計図にしか登場しない。

1961年に初のリーダー・アルバム『渡辺貞夫』を発表するも、本場のジャズを勉強するためアメリカのバークリー音楽院に留学する。在学中にボサノヴァの魅力も知る。そして1965年に帰国後は、数々のミュージシャンに、自分が学んできたことを惜しげもなく伝え、日本のジャズの発展に努め、その一方でボサノヴァの魅力も伝える。その後も数々の賞を受賞し、ジャズ界だけにはとどまらない活躍をしている。そのリーダー作だけを数え上げても、すごい数にのぼる。

今回はそんな彼のアルバムの中から『マイ・ディア・ライフ(My Dear Life)』を取り上げておこう。ジャズというよりフュージョンの印象のほうが強いアルバムだ。このタイトルはFMの番組タイトルにもなっていたし、ベスト・アルバムのタイトルにもなっていたし、かなり思い入れがある作品なのではないだろうか。参加しているミュージシャンがすごいのだが、個人的にはギターのリー・リトナーがいい仕事をしているなと思う。特に3「ハンティングワールド(Hunting World)」でのギター・ソロが素晴らしい。他にも5「浜辺のサンバ(Samba Em Praia)」のデイブ・グルーシンのピアノなどナベサダ以外のパートも素晴らしい。一番ナベサダがいいサックスを吹いてるなと思ったのがラテン調の6「ミュージック・ブレイク(Music Break)」だ。他にもいい曲が揃っていて落ち着いて聴ける名盤だ。ジャズを聴いたことがない人でも安心して薦められる作品だ。
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2014年05月19日

ジョンガリ・Aのスタンド、マンハッタン・トランスファーの元ネタ アメリカのジャズ・コーラス・グループ マンハッタン・トランスファー(The Manhattan Transfer)

元DIOの忠実な部下ジョンガリ・Aのスタンド「マンハッタン・トランスファー」の元ネタは、アメリカのジャズ・コーラス・グループ、マンハッタン・トランスファー(The Manhattan Transfer)。

ティム・ハウザーとアラン・ポールの男性二人と、ジャニス・シーゲルとローレル・マッセーの女性二人の計4人で結成されたのが1972年のことである。きっかけはリーダーであるティム・ハウザーが当時ニューヨークのマンハッタンでタクシーの運転手をしており、そこに客として乗り込んできたのがローレル・マッセーだった。そして話が弾んだ二人は、ティムが以前結成していたコーラス・グループを再結成する話を進めていくことに。その後アランとジャニスを加えて本格的に始動する。

そして1975年に発表したのが、今回紹介するデビュー・アルバム『デビュー!(The Manhattan Transfer)』である。このジャケットからもわかるようにオシャレな作品である。あまりジャズ・コーラス・グループという印象は受けない。非常に聴きやすく耳になじむポップなヴォーカル・アルバムだ。でもこのブログに出てくるような音楽を聴いていると、退屈に感じることもまた事実である。特にスローな曲に関しては個人的には退屈だ。だから4、5、9、10辺りはちょっとヴォーカルが甘ったるい。特に5「Gloria」は甘い。昔のダンス・ホールなどで男女が静かに踊ってるような曲だ。それ以外の中で7「That Cat Is High」は非常にノリがよく、ピアノが特に素晴らしく、ジャズらしいスウィングした曲だ。次の8「You Can Depend On Me」もスピード感があってノリノリだ。ヴォーカルはもちろんいいが、サックスやドラム、ベースなどさすがにジャズ・ミュージシャンは上手いと、うなってしまう。このアルバムでの一番のお気に入りだ。1「Tuxedo Junction」はトランペット、サックスが素晴らしいスウィング・ジャズ。2「Sweet Talking Guy」はコーラスがいいミドル・テンポの楽曲。3「Operator」はアカペラで始まり、40秒辺りからミドル・テンポのリズムにパワフルな女性ヴォーカルが乗り、2分辺りからのサックス・ソロの後、最後にまたパワフルなヴォーカルで締めくくる、とにかく女性ヴォーカルが凄まじい。11「Occapella」はミドル・テンポな曲でちょっとファンキーなグルーヴを感じる。そしてラストの12「Hearts Desire」もスローなナンバーだが、女性のヴォーカルがパワフルで聴いていて退屈しない。

今回はオシャレな音楽を紹介したが、個人的にはこのような音楽はどこか物足りなさを感じてしまう。次回は気合の入った、耳に刺激のある音楽を紹介したいと思う。

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